ひまわりの記録

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【19話】おそ松さん感想

今回は予告的には聖澤庄之助さん、番組表的には時代劇おそ松さんです。
エンディングも全員分終わりましたし、誰のお話かわかりませんね。
ツイッターにちら見せとかあったのでしょうか。あとヒントになりそうなのはディザーPVのカラ松ですね。最近優しいキャラになりつつある彼があの顔で縛るのか......可能性は低そうです。
ディザーPVはこちらです!見たことありますかね。

TVアニメ「おそ松さん」ティザーPV
オープニングのトド松もいます。

最近は同居中の身内(最初におそ松さん見ようと言い出した人)がやり過ぎ感に耐えられなくなって視聴をやめました。
気持ちはよくわかりますが「おそ松くん」のギャグも結構エネルギッシュですし、そのまま大人にしたらまあこうなるのではないかと思っております。
品はなくなりましたよね。ギリギリアウトに近付きつつある感じです。

それでは以下感想です!ネタバレ含みます。

今回は複数タイトルがあるので小見出し付きでお送りします。

しどう 聖澤庄之助さん

松野家の家宝聖澤庄之助が主役のモノクロアニメが始動です!
なんと彼らは17つ子。お母さん大変でしたね。
名前は上から順に、
庄之助
慎之助
鈴之助
左之助
由良之助
りん之助
とも之助
くら之助
あい之助
もん之助
てつ之助
はる之助
じゅん之助
えい之助
しか之助
のぼり之助(のぶのすけに聞こえた)
でございます。声はデカパンとおんなじですか。
伝説の一話と同じはじまり方をして、開始1分でネタ切れです!あ、続かないのね。
(ここで録画機の画面サイズがおかしいことに気付く)
普通にアバンだけで終了でしたー。

番組表どおり時代劇おそ松さんです!短編集です。
ひとつひとつ感想行きます!

「岡っぴきのチビ太」

元ネタはとくにわかりませんでした。岡っぴきはみなさんご存知かと。探偵みたいなものです。
チビ太は確かに岡っ引きっぽいですね。十手似合います。
聖澤庄之助の死体を見つけて焦るチビ太。主役終わりですか。
......チビ太日本語喋れなくなってます。ちょっと田中さんバージョン聞いてみたかった
おそ松がなっていたのは同心です。絶対よくないやつだ。なごみ探偵みたいになりそう。
今回はカッコいい系時代劇ではなさそうです。ギャグアニメですからね。

「グラサン風来坊」

元ネタは「座頭市」「風来坊一番勝負」のようです。若い世代絶対わからないです。じぶんもなんとなくしか知らないです。
確か目が見えない居合の達人の話だったと思います。名前は「市」ですがカラ松です。
頭のハタにいたずらされてるハタ坊を助けようと試みるも目が見えないため切ってしまうという内容。
淡々と書くと悲しい系ですが思いっきりギャグです。元ネタ知らなければ素直にそうなりますね!
結構すきです。

「ビビリ代官トド松」

時代劇と言えば悪代官。暴れん坊将軍水戸黄門でおなじみです。
元ネタでは爆弾ではなくわいろのお金です。わかっててしらばっくれる感じなのですが、ビビリなトド松はイヤミをうたがっております。
まあイヤミですからね。序盤のしゃべり方がかなりツボに入りました。
ここではチョロ松兄さんが護衛的な感じだったのかな。

「松尾バショーン」

みなさんご存じ俳人松尾芭蕉曽良です。おくの細道に出てきますね。年齢は5歳くらい下です。
曽良の話はおいておいて、珍しくダヨーンが言葉を話しております。
有名な俳句すべてにだよーんをつけてしまうというもの。デカパンのツッコミがとてもよいです。「字余りダス」
だよーんだけ太文字になるのも面白いです。
でもこれ時代劇ですかね。

「忍者シコ松」

あ、シコ松引きずるのですね。
これはまあキャスト陣コメンタリーで言いたくなる気持ちもわかります。(これに関しては六つ子全員ですよね)
元ネタは多そうです。よく見る忍者見習いの初仕事、といったシチュエーションですね。
しかし今回はチョロ松、行動が現代の変態です。(小学生っていわれてるけどいまどきの小学生に一方的な恋愛はないですよ!)ギャグ漫画日和思い出しました。
前回の長い悪口に続き今回もトト子ちゃんがお呼びします。ここで登場してるのはチョロ松じゃなくてシコ松なんですね。まともキャラを完全に捨てましたか。
日本語がしゃべれない系二本目でした。

「デカパン裁き」

元ネタは大岡越前の裁き(フィクションも多いですが)。一休さんにもありますね。
子供の手を引きあって、痛がる子供の手を放したほうが本物だと考えます。デカパン本人も説明しておりました。
ただし今回はダヨーンのほっぺを引っ張り合います。そっくりな顔の母親が二人。そもそもめずらしいですね。
どんどん伸びていくダヨーンさん。こういう唐突なギャグもすきです。

「円盤屋敷」

元ネタは有名な怪談「皿屋敷」。
家宝の皿が割られるパターン、隠されるパターンがありますが、お皿が一枚足りないと井戸から出てきて言う系はすべて皿屋敷です。
恐らく番町皿屋敷ですね。怪談も時代劇なのか。
元の名前に従い井戸から出てきたのはトド菊。7話の顔が再登場です。これは怖い。
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最初の衝撃には勝りませんが。
今回数えるのは皿ではなく.....おなじみのDVDです。一応内容も時代もの仕様に。
お気に入りのやつを隠されたと思ってるのでしょうか。なんと枚数は6524枚。
見る予定で考えるのならチョロ松の言うとおり一枚くらいいいですけど、多くの人の目に触れる場所とかに置いてあったら成仏できませんね。未練の方向性が違います。
トド松はそういうこと気にするんですね!

十四松太子(題名なし)

最後は十四松の聖徳太子になります。題名出なかった。
聖徳太子は皇太子なので冠位十二階に関係なく黄丹(おうに)色をまといます。どうみても真っ黄色だけど。
(ちなみに冠位十二階でいうと黄色は信、下から5、6番目です。紫は徳で上から1、2番です。一松すごい高貴な色着てます)
聖徳太子は実際いたかもわかりませんが伝説が多い人物です。そのなかでも有名な「複数の人の言葉が聞き取れる」というものが元ネタ。
十四松なので十四人分可能という設定になっているようです。
そこで試してみるお付きのものたち。一松クイズ出してますね。
いちおう内容です。
「たらったった、問題です。沖縄県那覇市豊見城(とみぐすく)市にまたがる干潟で、1977年に国特定鳥獣保護区に指定されたものはいったい何?」
言葉にして回答したくないクイズでしたー。子供か!
答えはこちら。よいこは外で言わないでね!
そもそもこの時代に1977年とか言っちゃいますか!
これは聞き取れてても聞き取れてなくても「うるさーい!!」ってなりますね。キレる十四松珍しいです(名前の由来となった鳥のこともあって彼は温厚)。

じょし松さん

ひさびさのキャラ紹介ありでスタート。一子髪切る前ですね。
と思ったら理由がありました。年とったら誰だかわからなくなるからですね。
綾小路きみまろさんならぬ玉小路しりまろの漫談を聞く彼女ら。
おそ子は人を信じやすい性格からか髪が紫に(あれ美容師さんが勧めてるのです)、カラ子はあまり変化なく健康的な感じに。チョロ子はカラ子より色黒になって服がひらひらに、一子は優しそうなおばあちゃんに。十四子は少し大人しくなりましたがあのときと同じテンションが通用しなくなってる、トド子はかなり落ち着きました。一子と十四子はまだ眼鏡かけてないです。
男性に関する黒歴史をカミングアウトしあう六人。内容はこちら。

  • おそ子
    • 最後に十四子に言われます。15億横領で刑務所に入る。この前出所したばかりだとか
  • カラ子
    • 三番目にトド子に言われます。職場の若い子追いかけまわして狸用の罠に捕まる。狸用の罠!?
  • チョロ子
    • 四番目にカラ子に言われます。謎の俳優に捕まってヨハネスブルクまで行って......強制送還?天井でマミります
  • 一子
    • 一番最初にカラ子に言われます。女王陛下の双子の姉の息子と自称する男にすごいお金貸してしう。世間ではクヒオ大佐って言われてます
  • 十四子
    • 五番目にチョロ子に言われます(埋まりつつ)。上司と同僚に二股かける。これは黒歴史
  • トド子
    • 二番目に一子に言われます。32万の浄水器を友人に押し売り。わりとまともですね

おそ子だけ犯罪です!!
最後には完の文字が出ます。完結ですか。
ドラ松CDではどんな形で帰ってくるのでしょうか。期待です!

チョロ松ライジング

ここからやっと現実です。チョロ松回は前半にパロディものが入ることが多いですね。
チョロ松の自意識がライジングしているお話。トド松命名です。
アイドルのファンやめる、一人暮らしするなどと宣言するチョロ松。意識高い系どころじゃないです。トド松ギャグセンス高いですよね。
「他の兄弟は?」「多分死んだ」の流れでとても笑いました。
アイドル応援グッズの中にある猫耳カチューシャがエンディングの一松に使われているものとそっくりです。あれは天然ものですが。
コミュニケーション能力を鍛えるためとフリーハグ(なんですかそれ)開始宣言するチョロ松。その他もろもろこれはもはやサイコパスですね。
チョロ松は完全にツッコミ役を捨てた感じです。
ここで具現化される六つ子の自意識。みなさん考察してますし、じぶんもやってみましょうか。

おそ松

チョロ松にゴミの塊と言われたもの。見た目は悪いけど扱いやすいのが特徴です。梅干しっぽい。
働きたくないという願望自体が自意識低い(=扱いやすい)ということなのでしょう。しわしわなのは扱いやすいままがいいから抑えてるということでしょうか。主人公って受け身なキャラ多いですからね。

カラ松

ぴかぴかで透明に近い。水晶玉のようにも見えます。輝きなどは少しチョロ松にも似ていますが、こちらは手のひらサイズです。
自分に見合った意識を持っているので、、扱うことができています。
誰に言われるでもなく、こういった自意識をもっていると主張するのがこの輝きの元ですかね。
イタいと言われてきたカラ松も以前おそ松にそのままでいいと言われ、自信を取り戻したのでしょう。そんな相手に影響されやすい意識がこの透明感なのでしょうか。

チョロ松

自意識ライジング。のちの自意識ビックバン。プライドの塊の亜種だそう。
高すぎて扱えていない上に主張が大きく輝いています。宣言して退路を断つタイプではなく、宣言したいだけのタイプです。
それでもまだ理想は高くなっていきます。本当に満足できることは少ないでしょうね。
中身が渦巻いているのはすべてに対して意識が高いからなのでしょうか。

一松

灰色に汚れていて、上下に三本ずつ爪痕のようなものがついています。本人は猫人間キャラが定着しつつありますし、自分で傷つけたのかもしれません。
褒められたいと望んでいた気持ちがこの大きさの元なのでしょう。
公園の裏側という、気付かれなさそうな場所に埋めようとしています。子供たちが知らないうちに踏んだりしますね。
自分で傷付けて隠す、自意識が思ったより大きいのを見たくないのでしょうか。おそ松くらい素直になりたいという気持ちがありそうなのに、大きくなって扱えない、扱いたくなくなったから意図的に下げようとしているのですね。
輝きが少ないのは主張できないことを表しているのでしょうか。

十四松

もはや自意識が自分になって、宇宙を漂っています。シャボン玉のような意識の中にいる十四松は、自分がどんな人間でもなく十四松なのだと思っている自意識です。
自由な場所にあることによって、自意識までもが自由です。十四松という概念が変わることはないと知っているから自由な宇宙にいられるのでしょうか。
自意識がそんな自由なところにあることによって、自分が十四松としてしか表せないと思ってしまっている。そして誰にも見えないから、誰かに指摘されることもない。だから壊れやすいシャボン玉の中にいても、十四松自体は揺らがずにいられるのでしょう。

トド松

バスケットボール大のミラーボール。イタいくらいきらきらしてます。
高い自意識を扱って外面をよく見せています。扱えているということは自分のことをよくわかってるからなのでしょう。
迷惑かけても友達や友人くらい、と自称してるくらいですから、節度を持っているつもりなのですね。結構天然です。
輝きの主張はしっかり嘘をつけるくらい。親密な人間の意見がなければ自意識は高くてもほどよく主張し続けられます。
そしてその自分に満足しています。トド松はこの自意識が変わることないと思っているのでしょう。知らない人に高い意識が知れ渡って、連絡がこなくなったこともあるのに、今は笑い話にできています。たくさんの鏡が合わさった自意識はひとつ変わっても周りがすぐにカバーする。自意識が自立しているのでしょうね。

なんだかシリアス風になりましたがじぶんはギャグ推奨派ですので悪しからず。
後半のおそ松の台詞に万死に値するってありました。刀剣か......
今回結構面白かったです!長くなってきたので打ち切ります!

エンディングはネタバレなしでいきたいですね。あれは自分の耳で聞くべきです!(字幕放送ありませんし)いちおうチョロ松です。
やはり以前のバージョンはタイプmでしたね。今回はF!最後12話みたいにならないことを祈ります!
来週分ではふつうにネタバレしますねー。
さて次回予告のチョロりん......は次回に関係あるのでしょうか。
次回は「おしえてハタ坊」「スクール松」「イヤミの学校」になります!
......二次創作にありそうな感じだ。世間の反応が気になります。
それでは今回はこの辺りで。