ひまわりの記録

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燭台切光忠と獅子王実録

先月、燭台切光忠と獅子王を見学して参りました。投稿が遅くなりまして申し訳ありません。
光忠は前回まとめました通り羽田空港ディスカバリーミュージアムにて12月13日まで、獅子王は東京国立博物館本館2階5室にて12月23日まで公開です。
どちらも撮影可能ですが、フラッシュ撮影は禁止です。名刀を傷めてしまうことになりますのでご注意を。
それでは実録です。一部PCに送り損ねて写真がございませんが撮影可能のものもありますよ。

一日で2か所まわりましたゆえに超ハイスピードでいかせていただきます。悪しからず。
まずは羽田空港。燭台切光忠です。
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素人目にもわかるほど焼けてしまっていますね。それでも形をとどめているあたり、いかに丈夫なものなのかが伺えます。
横には消えてしまった波紋をメモしてある文書がありました。
写真はありませんがその後見学しました光忠の息子作の刀剣とよく似た波紋です。ぜひ比較してみてください。
ここにはほかにも有名な日の丸扇や、
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「この紋所が目に入らぬか!」の紋(写真なし)、
家康と秀吉が使用したとされる碁盤などがありました!
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後半になるとこのあたりは展示が変わりますので、ご覧になりたい方はお早めに。
詳しくは前回記事をどうぞ。

さてお次は東京国立博物館。獅子王です。
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ふくらあたりが角ばっていてかなり特徴的な形状です!
ここで少し情報を掲載しておきます。

太刀
無銘 (号 獅子王)
黒漆太刀
重文指定
東京国立博物館所蔵

獅子王 - 名刀幻想辞典

刃長二尺五寸五分(約77.3cm)反り9分(約2.7cm)といったところでして、重ね(厚さ)が薄いこともあり全体的には小ぶりです。
小太刀として打たれたという説もあるようですね。
そして拵です!
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黒光りしていてかっこいいです。名物の拵ともなりますと、やはり違いがわかりますね。
獅子王は通常の刀剣部屋とは別で、2階に展示されているのでご注意。
1階には古備前派の太刀、
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長光(光忠の息子)作の太刀、
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粟田口吉光作の岡山藤四郎と思われる短刀などなどがありました。
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こちらは刀装も展示されておりました。
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別室にはなんと有名な鎬藤四郎が入っていたとされる「蒔絵二重短刀箱」も来ていました!(他所から来たものは撮影禁止ですので画像はございません。悪しからず)
現在は公開終了しております。どうやら自分の行った日が最終日だったようです。

刀剣以外でもここは楽しいですよ。遮光器土偶(のレプリカ)を持ったり、銅鐸(のレプリカ)を鳴らせるようになったりと格段に進化しています。
ぜひすべての場所を見学していってくださいね。近頃、1階から庭園にも出られるようになったようですよ。
自分のおすすめは本館2階の根付部屋です。ユーモアあふれる何とも言えない雰囲気が愛らしいです!
館内はもちろん飲食禁止ですので、飲食可能な地下も覚えておくといいと思いますよ。

さて、興味をもっていただけましたでしょうか。
博物館にいくと時間を忘れてしまいます。刀剣ファンの皆様も他所をまわっているようでして、博物館好きとしてはありがたい限りです。
撮影時にはフラッシュを消すことを絶対に忘れないでくださいね。(母が軽くトラウマになっているので何度も言わせていただきます)
それでは今回はこの辺りで。